
今回は、初心者がワードプレスの使い方を学ぶのにオススメの本を紹介したいと思います。
僕が初心者の頃はけっこう書籍はもちろん、情報商材を買ったりネットで調べたり、色々なところから知識を引っ張ってきて少しずつ覚えていきました。
しかし、今思えば最初にきちんと基本書を読んで、基礎的な理解をしておけば、回り道をして時間を無駄にせずに済んだなと少し後悔しています(^^;)
そこで、「難しいことは置いといて、初心者の方がワードプレスを不自由なく使えるようになる」というレベルを前提に紹介していきたいと思います。
目次
初心者にオススメのワードプレス入門書籍
これは「少しずつでも挫折せずに進められる」という最も大事なことに直結します。
完全初心者の方は以下の本を参考にしてみてください。
①いちばんやさしい WordPressの教本
ワードプレスの入門書としては定番の書籍です。Amazonでベストセラー1位を獲得しており、大きな書店では品切れでない限りほぼ置いてると思います。
HTMLやCSSが全く分からない初心者の方を対象に、サーバーやドメインの契約から丁寧に書かれています。
ただ1点、この本では「さくらインターネット」というサーバーを使用していますが、僕としてはエックスサーバーの方が初心者の方にオススメだと思っています。
その点以外は初心者の方が最初に読む本としては優秀だと思いますので、最初の1冊としてオススメします。
ちなみに、エックスサーバーを使った初期設定の手順は、この本よりわかりやすく書いた自信がありますので(笑)、こちらの記事を参考にしてみてください。
②本当によくわかるWordPressの教科書
こちらも完全初心者を対象に分かりやすく書かれた入門書です。
文字と画像・図のバランスがよく、とても読みやすい1冊。
「ワードプレスって何?」というところから丁寧に説明されているので、まさにタイトル通り「教科書」という感じですね。
この本の手順通りに進めて行けば、トップページ・ブログ・ギャラリー・地図・問い合わせフォームが揃ったサイトが完成する流れになっています。
つまり、収益用のブログだけでなく、小さなお店のホームページくらいなら作れるようになるスキルが身に付きます。
こちらの本ではロリポップというレンタルサーバーを使う手順になっていますが、やはり初心者の方はエックスサーバーを使用することをオススメします。
③自分で作れる!おしゃれなWebサイト
こちらの本は最初の2冊と少し構成が異なります。
もちろん完全初心者向きという部分については同じなのですが、通常このような教本は「サンプルとして1つのサイトを完成させる過程で必要な説明を盛り込む」のに対し、
この本は「複数のタイプのサイトの作り方」が説明されています。
具体的には、「ポートフォリオサイト」「情報の多いサイト」「ブログ型のサイト」「名刺代わりとなるサイト」に分かれており、
それぞれの特徴に合わせて分かりやすく作成手順や注意点が書かれてあります。
また、最後に索引もついており、分からないことを調べるのにも役立ちます。
初心者の方でも無理のない範囲で、サイト作成全般に関する勉強ができる良本だと思います。
中級者やもう少し詳しい内容を学びたい人にオススメの書籍
上記が完全初心者の方にオススメするワードプレスの教本です。
ここで番外編として、ワードプレスを使ったサイトやブログ作成に慣れてきたので「自分の好きなようにカスタマイズするスキルを身に着けたい」という人や、
HMLやCSSの基本についても学んでおきたいという方向けのオススメ書籍をご紹介します。
①仕事の現場でサッと使える デザイン教科書
「もっと自分の好きなデザインにしたい」「オリジナルのテーマを作りたい」というワードプレス中級者を対象にした書籍。
HTMLやCSSが全く分からない初心者の方にはハードルが高い内容です。
しかし、ワードプレスのテーマがどういう構造になっているのかという仕組みの部分を基礎から書かれており、カスタイマイズをするために必要な理解が深まる1冊です。
テンプレートを編集してカスタマイズするのではなく、HTMLとCSSで構築したページをワードプレス化していく手順が丁寧に書かれています。
②WordPress Web開発 逆引きレシピ
タイトル通り「逆引き」になっていますので、「こういう風にカスタマイズするにはどうすればいいんだろう」というときに調べる、辞書のような使い方ができる書籍です。
最初から順番に読み進めて行くのではなく、カスタマイズしながらPCのそばに置いておき、疑問点が出てきたら調べるというスタイルがオススメです。
けっこう多くの情報を網羅しているので、調べたいことはかなりの範囲でカバーしてくれる本だと思います。
ただし、その情報量ゆえ、ひとつひとつをめちゃくちゃ詳細に解説しているかと言われると、そうではない部分もあるので、補足的にネットで調べる必要が出てくる項目もあると思います。
しかし、カスタマイズ中の疑問において「何をどう調べたらいいのか」というとっかかりには間違いなくなりますので、作業中は常に置いておくと安心な1冊です。
③デザインの学校 これからはじめる HTML & CSSの本
今回、初心者向けの書籍として最初に紹介した3冊は、全てHTMLやCSSが分からなくても実践できる内容となっています。
しかし、ブログ運営に慣れてくると「ここをもっとこういうデザインにカスタマイズしたいな」という欲が出てくるもの。
そのためにはHTMLとCSSの知識が必要になってくるわけですが、初心者がHTMLとCSSを最初に学ぶ1冊としてはこの書籍が間違いなくオススメです。
逆にこれ以上初心者に向けて分かりやすくHTMLとCSSの基本を解説した書籍は、僕がこの記事を書いた時点では存在しません。
僕もこの本から勉強を始めましたが、本当に丁寧に解説されていましたので、挫折する気がしませんでした。
「HTMLとかCSSとか、基本くらいは分かるようになりたいな」という方はぜひ読んでみてください。
まとめ
今回は、ワードプレスを学ぶのにオススメの書籍を初心者向けに3冊、中級者向けに2冊、そしてHTMLとCSSの基本が学べるものを1冊ご紹介しました。
やはり書籍を1冊読破する一番のメリットは、ワードプレスを使ったサイト作成の全体像を体系的に学べるところだと感じます。
いずれの本を使って勉強する際も、ただ読むだけではなく、読みながら作業することが上達のコツです。
教本を100回読むよりも実際に1回手を動かしてやってみる方が得られるものは多いはずです。
ぜひ、ご紹介した書籍を参考にスキルを上げてみてください。