アドセンス審査に落ちてしまった場合の対処法

Googleアドセンスに申請したものの、審査に落ちてしまったという人もいると思います。

これからブログで稼ぐぞと意気込んで申請した矢先に不合格通知がくるとヘコみますよね。

 

でも心配しないでください。

アドセンス審査に落ちることはよくあることですし、何度でも再申請はできます。

あまり気を落とさずに、どうすれば合格するのかを考えてみましょう。

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審査に落ちた理由を精査する

アドセンス審査に落ちてしまったら、これからやるべきことは次の3ステップです。

  1. 原因を精査
  2. 是正
  3. 再申請

 

まずやるべき原因の精査ですが、Googleから届いた不合格メールに理由が書いてあるはずです。

そのメールに書いてある不合格理由について解説したいと思います。

不合格理由は大きく分けて「量」か「質」のどちらかです。

不十分なコンテンツ

その名のとおり、コンテンツの「量」が足らなかった場合ですね。

この場合は記事数が少なかったり、あるいは各記事のボリュームが少なかったりします。

 

対策としては、単純に「量」を増やしましょう。

アドセンス審査に通過するための記事数は20〜30記事と言われています。

また、1記事あたりの文字数は1000文字〜1500文字が望ましいです。

 

ですので、それら未満で申請した場合は、この基準まで記事を増やしましょう。

これを満たした状態で申請しているのになお「不十分なコンテンツ」が理由で不合格となった場合は、さらに10記事ほど増やして再申請してみてください。

アドセンスポリシー違反・ガイドライン違反

こちらは「質」の問題になります。

 

「Google AdSenseのプログラムポリシー」や「ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン」についての違反を理由に不合格となった場合は、単純に記事を増やして申請しても通りません。

 

「こうすれば合格する」という基準をGoogleが明示していない以上、「これをさえ直せばいい」という明確なものはないんですよね。

 

ですので、この記事で紹介する疑わしいと思われる項目をひとつひとつチェックしていってみてください。

手探りでやっていくようで面倒かもしれませんが、丁寧に負の要素を消していけば必ず合格します。

 

まずはプログラムポリシーウェブマスター向けガイドラインを再度読み、自分のブログの内容が例え1記事でも規約違反となっていか検討してみてください。

 

禁止コンテンツと判断されかねないような内容の記事はありませんか?

必須コンテンツは掲載していますか?

記事や画像など、著作権の侵害はしていませんか?

あなたのブログは訪問者にとって有益なコンテンツですか?(結局これが1番大事&難しい)

 

悪気がなくても無意識のうちにポリシー違反となっていることもあります。

再度、自分のブログを客観的に見つめ直してみましょう。

再申請はどうする?

再申請をする場合、やり方は2パターンです。

  1. サイトを修正して再申請する
  2. 別のサイトで申請する

 

先ほどの「不十分なコンテンツ」の場合や、その他不合格となった理由が明確な場合は、同じサイトを修正して再申請しましょう。

 

一方、不合格となった理由が全く分からない場合や、この記事に書いてあることを全て試して再申請しても何度も落ちてしまうという場合は、別のサイトで再申請してみることをオススメします。

 

新しくドメインを取得するのに多少の費用はかかりますが、泥沼にハマって時間を無駄にするよりはマシです。

 

当サイトを見ながらブログの初期設定をしてくれた人なら、同じ手順をもう一度する部分もありますが、1回目よりは間違いなく手早くできるはずです。

 

また、再申請のやり方ですが、申請時と同じGoogle AdSenseにログインすると

 

・https://◯◯◯(あなたのブログ)上のポリシー違反を修正しました

・AdSenseで別のサイトを使用します

 

のどちらかを選択する画面になっているはずです。

 

同じサイトを是正して再申請する場合はひとつめの「〜修正しました」にチェックを入れ、1度目の申請と同じように審査コードを貼って申請します。

 

別のサイトで申請する場合は、そのサイトのURLを入力し、こちらも同様に審査コードを貼って申請してください。

アドセンス審査に通らないときにやってみるべき対処法

前述のプログラムポリシーやウェブマスター向けガイドラインを確認し、さらに別記事で紹介したアドセンス審査合格のために必要と言われている対策に漏れがないか、再度見直してみてください。

さらに、アドセンス審査に落ちたときに試してみるべき対処法をご紹介します。

運営者情報を詳細に書いてみる

運営者情報、つまり管理人プロフィールを掲載した方がいいというのは、審査基準の記事でも書かせてもらったんですが、あまりに簡易的に書かれている方は、もう少し詳細に書き直してみてください。

 

といってもプライバシーに関わる情報を出せという話ではありません。

・どういう気持ちで、どんな経緯でこのブログを開設したのか

・どんな人に向けて発信しているのか

・このブログをどのように更新し、運営していこうと思っているのか。

 

このあたりをきっちりと書いてみるといいと思います。

 

運営者情報を詳細に書くことは、Googleに対して「このブログをきちんと運営していく意欲がありますよ」というアピールにもなります。

外部リンク(アフィリエイトリンク)を全て外してみる

何かを説明する際や、参考として紹介したい場合に外部リンクを貼ることがあると思います。

当サイトでもプログラムポリシー等に飛ぶ外部リンクを貼っていますよね。

 

この外部リンクを貼るという行為自体は悪いことではないのですが、アドセンス審査のおいては不利になるという情報もあります。

ですので、一度外部リンクは全て外してみるというのも手です。

 

また、アフィリエイトリンクも同様です。

アドセンス審査基準の記事でも書いたように、アフィリエイトリンクは貼ったブログが絶対NGというわけではなく、ガッツリ貼ってるブログでも審査に合格している場合もあります。

 

しかし、プラスに評価されることはまずないので、アフィリエイトリンクを貼っている場合は全て外してみることをオススメします。

画像を全て自分が撮影したものに差し替えてみる

もしネットで落ちていた画像を拾って貼っているのであれば、著作権違反となっている可能性がありますので、そういった画像は全て削除してみてください。

 

「いや、全部フリー画像のサイトでダウンロードしてきたやつだよ。」

 

という人も手放しで安心できません。

ネットニュースでも取り上げられていましたが、フリー画像サイトにアップされているものの中に、誰か著作権を侵害する画像が含まれている場合もあり得ます。(転載されている場合)

 

自分がスマホ等で撮影した画像であれば100%問題にはなりませんので、そういった対策も検討してみてください。

40記事まで書いてみる

不合格理由が「不十分なコンテンツ」ではなかったとしても、そのまま記事を増やして40記事を超えてから申請するとアッサリ合格したという話もチラホラあります。

 

40記事という数字に明確な根拠はないのですが、やはりコンテンツが充実してくると評価される部分もあるようです。

画像のaltタグにワードを入れている場合は消してみる

ワードプレスで画像を挿入する際に、「代替テキスト」という欄があります。これが画像のaltタグというものに該当します。

この「代替テキスト」もしくはその下の「説明」に画像に関するワードを入れることで「この画像は◯◯の意味を持ちます」と検索エンジンに伝えることができ、SEO効果があるとされています。

 

しかし、このワードをあまりに詰め込みすぎるとスパムとみなされてしまう場合もありますので、長めのワードを入れている人は、審査の際は削除してみるといいかもしれません。

YMYLに該当する可能性のある記事は削除する

YMYL、つまりお金や健康に関する記事は明確な根拠、情報発信者の権威性が求められるようになっています。

 

例えば、記事中に何かしらの関連で医療用語などが含まれている場合、その部分を消して修正するか、もしくはそのような記事を削除した方が無難でしょう。

記事のタイトルを修正してみる

記事のタイトルが必要最低限の情報しか載っていない短いものばかりの場合、もう少し記事の中身がわかる具体的なものに修正してみましょう。

 

例えば

「カルボナーラを作ってみた」

というタイトルの場合、これだと短すぎるうえに、タイトルからは記事中に訪問者に有益な情報が含まれているとは想像しにくいです。

 

ですので、例えば

「【20分で完成】初めてでも絶対失敗しない簡単カルボナーラの作り方を紹介」

というタイトルの方が、読む人にとって役に立つ情報が含まれてそうに見えませんか?

 

細かいところですが、こういう部分もユーザビリティを意識した構成にしておくことが重要です。

記事の内容を見直す

これもタイトルと絡んでくる内容ですが、コンテンツの中身が何より重要になってきます。

読む人にとって役に立つ情報が含まれているか?

見出し等を使って読みやすい構成になっているか?

 

を必ず意識してください。

これを満たしていないコンテンツは、Googleはゴミ扱いしてきます( ̄∇ ̄)

 

例えば「美味しいオムライスの店に行ってきた記事」であれば、ただ単に「行ってきました。とても美味しかったです。」だけではなく

 

  • お店のアクセスや基本的な情報
  • 店内の雰囲気や客層
  • 特に美味しいと感じたポイント
  • 接客はどうだったか
  • 他のオムライス屋と比較するとどうか

 

など、読む人が「なるほど!」と思う情報提供の仕方はいくらでもあるはずです。

 

繰り返しになり恐縮ですが、自己満足の記事ではなく、訪問者にとって有益なコンテンツという部分を最重要視して記事の中身を見直してみてください。

再申請は2週間待たないといけないって本当?

アドセンス審査に落ちた場合、再申請は2週間空けないといけないという解説しているサイトもあります。

これは、2週間以内に再申請しても機械的に不合格になると言われているところによるようです。

 

しかし一方で、是正さえすれば翌日に再申請しても問題ないという人もいます。

実際に2週間待たすに再申請して合格したという人もいます。

 

これについても明確な答えがGoogleから用意されていない以上、断言はできません。

しかし、不明瞭な審査基準をパスするには、可能性をひとつずつ潰していくしかないのです。

 

よって、2週間空けてから申請してみるということも試してみる価値はあると僕は思います。

まとめ

アドセンス審査に初めて落ちた人や、何度やっても不合格になってしまうという人、モチベーションも下がってしまう気持ちもわかります。

 

しかし、やるべきことをひとつずつやれば必ず合格します。

是非この記事で解説した項目をひとつずつ丁寧にチェックしてみてください。

 

当サイトに訪問して下さった方全員が1日も早くアドセンス審査に通過されることを願っています!

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